世界があなたを孤独にすることはなく、
あなたが世界から切り離すことで、
そこに孤独が生まれてきます。
【 届かない月に手を伸ばしても、その願いは永遠に届かない… 】
1.孤独を感じる時 2.孤独を抱えている心を感じ、理解する
1.孤独を感じている時
人は、繋がりを求めて生きています。
だけどその”求めている繋がり”は、
人によって変わってきます。
・心と心の繋がりを感覚的に求める人
・結婚指輪のように物質的な繋がりを求める人
・思想や信念を共有することで繋がりを感じる人
・互いの孤独感を理論で理解しあって繋がりを感じる人
僕は、火の星座”射手座”なので、
思想や未来のビジョンを共有できると、
そこに姿形がなくとも、深い繋がりを覚え、安心します。
アプローチは人それぞれであるものの、
共有しているのは、
「人は何がしかの形で”繋がりを求めている”」
と、いうことですね。
今は、FacebookやTwitter等の、
SNSを使うことによって、
気軽に繋がりを持つことができます。
それは、
インターネットを介した繋がりであって、
そこに賛否両論はあるものの、繋がりであることは間違い無いでしょう。
(ここでお伝えしている繋がりは、
ただ”お友達リスト”に入るとかではなく、
心と心の触れ合いのような意味での繋がりです)
とはいえ、
気軽に繋がれてコミュニケーションを取れるのに、
そこに煩雑さが生まれて、話していても、何か心が満たされない気持ちの時ってありませんか?
そう。そこが今回のキーワード。
【 孤独を感じている時 】
これですね。
これを食事に例えると、
どれだけ食べても満たされない空腹感。
満腹感がなく、心が充足しない感覚。
孤独を感じているときは、
どれだけ人と話していても、
どれだけ社交の場に出かけても、
孤独は闇夜に紛れて忍び寄り、
あなたの心が放つ輝きに、
暗い影を落とします。
この状態になると、どれだけせっせと人と会って話していても。
届かない月に手を伸ばしても、
その願いは永遠に届かないように、
孤独感が増長していきます。
そういうった状態になるのは、
あなたが、自分自身を孤独に追いやっているから。
「どうせ私は一人だ」
「他人は理解してくれない」
「頼ってもいつか利用される」
と、他者とあなたとの間にある、
赤い糸とでもいうべき繋がりを、
自ら断ち切ってしまうことで起こります。
2.孤独を抱えている心を感じ、理解する
孤独感とは、あなたの大切な心の一部です。
人には、喜怒哀楽の樹木があって、
その中から枝分かれした、
ひとつの果実にすぎません。
孤独感、不安、焦燥感といった、
俗にいうネガティブな感情を消すことは、
あなたの喜怒哀楽を消すのと同じ意味なんですね。
少し大げさな表現をすれば、
孤独感を消すことは、心を無くそうとしているのと、
ほぼほぼ同じような意味を持ちます。
大切なのは、
まるで愛する我が子がお腹を空かせて泣いている時に、
満足して眠りに落ちるまで食べさせてあげること。
要は、
「抱えている孤独感を、そのままで居させてあげること」
です。
これを、心で感じるのか、
それとも、理論で整理していくのか、
はたまた、崇高な信念の中に取り込んでいくのか。
アプローチは様々ですが、
決して、孤独感(不安も同じですが)を、
ネガティブなものと捉えて消そうとしないことです。
ディズニーランドに行って、
楽しんでいる時に、楽しいっていう気持ちを、
切り離すことはできないですよね?
それと同じです。
不安を抱えている時、
孤独を感じている時、
辛いですよね。
世界にたった一人で生きているような感覚があって、
ひどいときは、周りの人間がみんな敵のように思えて、
毎日が、まるで戦争のような緊張感でいっぱいのはずです。
これは、独立心が強すぎる人に起こりがちで、
独立心が孤独に入れ替わるとき、
毎日が、戦争のような心境にすり替わります。
そんなときは、深呼吸をして、
このお話を思い出して、
実践されてみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で!
お読みくださり、ありがとうございました。
穴埋め式 アストロ・チャネリングセラピスト養成コーチ
加園 大樹