● しし座の心と体 ●
2月14日は、月がうお座に入っています。そして、2月27日の午前2時に、おとめ座の満月を迎えます。この、約13日間の、座のテーマは『 頑なな鎧を脱ぎ捨て、コットンのように柔らかい生き方を身に付けること 』です。
しし座のあなたは、誇り高き獅子であり、何よりも『 自分で決めたことに筋を通した生き方 』を大切にしています。そのため、他の人から「 あなたは頑固だ 」と、皮肉めいた言葉を投げかけられたこともあるのではないでしょうか？
獅子は、狩りをする時に、自分の体臭が獲物に悟られないよう、風下にポジションを取り、狩りの成功率を上げるために草薮の中に身を潜め『 静かにその時 』を待ち、無駄のない俊敏な動きで獲物を仕留め、空腹を満たすのです。
ここから解るのは、しし座の人は、頑固なのではなく『 自分で決めたことに筋を通すため、静かにその時を待つことで、自分の理想を実現しようとする 』ということです。しかし、時として、その頑なに見える姿勢だけが全てではなく、柔軟な姿勢も、あなたの理想を実現するための生き方にもなるのです。
特に、2月15日1時頃 〜 2月17日午前12時頃までは、同じ火のエネルギーを持つ、おひつじ座が月に入るため、しし座の持つ『 理想の生き方を実現する姿勢 』と、おひつじ座の『 行動＞＞＞思考 』が合わさることで、獲物を一気に仕留めようとする感情と行動力が湧き上がってくるはずです。
その後は、アイディアを形にするおうし座の月と、人と話すことによって、自分が何を考えているのかに気づくふたご座の期間を経て『 あなたの求めている理想の生き方を実現するために、美しい美術品に触れたり、人との対話を重ねること 』で、向き合っている自分自身の立ち姿と対峙をしていきます。
この後の、2月22日午後1時頃 〜 24日午後9時頃に待っている、月かに座で、あなたの心に浄化が起こります。常に、人の中心にいるあなたに、人々は羨望の眼差しを向け、特別視をしたりと、別次元の存在であると評価をしているかもしれません。
その周囲の期待に応えるかのように、わからないことは調べ上げて学び、成長を遂げていく中で、きっとあなたは、静かに涙を流しているはずです。まるで、広大なサバンナに降り注ぐスコールを利用して涙を覆い隠すも、その最中でさえも、人に背を向け、その顔を見せることはしません。
月かに座の影響を受けたあなたを待っているのは『 泣きたい時には泣いてもいいし、甘えたい時は甘えてもいい 』と、あなたを苦しめる偽りの輝く甲冑を脱ぎ捨てる、心の浄化です。
そこであなたは『 頑なな鎧を脱ぎ捨てて、コットンのような柔らかい生き方を身につけて 』、良い意味で丸くなった、寛容な獅子を見た周囲の人に『 頑なに生きることと、誇り高く生きること 』の分別を伝えていくことでしょう。
● わたし、加園大樹からのアドバイス ●
しし座は、頑固や職人気質と言われますが、あながち間違った解釈ではありません。まるで、成人した後に、家から独り立ちするかのように、頑固さというのは、自立や独立のために必要なエッセンスです。
それでも、頑なに生きることと、誇り高く生きることを使い分けることができれば、しし座は、もっと楽に生きることができます。
職人気質の高い人が言う「 人生とは辛いものだ 」と言うのは、個人の価値観であって、世界の常識ではありません。その魔術的な思い込み、刷り込みは、しし座のあなたが、この世に生を受けた瞬間から、獅子より引き継いた価値観であるため、致し方ないことなのです。
コットンのように、ふんわりとしているけれど、水に浸すことによって強固なものになる、芯は強いものの柔軟な生き方ができるようになれれば、もっとカジュアルな毎日を過ごすことができるでしょう。
＊1.上弦の月の意味：月が右半分になっている状態。満月に向かって進んでいくため、上弦の月に滞在しているサインの性格が、パワーアップしていくイメージ。
＊2.こちらの記事は、たくさんの人に見ていただくために、アメブロにもUPしています。
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