金星 ~ Venus ~

=・もくじ・=

1.ギリシャ神話の視点で視る ~アフロディーテ~
2.愛には程遠い、裏のある優しさ
3.世間的な結婚ラッシュ
4.金星への意識

=・=・=・=

 

1. ギリシャ神話の視点で視る ~アフロディーテ~

金星は、美の天体と言われますが、
その由来になっているのは、
ギリシャ神話に登場するアフロディーテという美の女神です。

アフロディーテは美の女神、愛の女神として有名ですが…。

古代アジア民族由来の、
大地の女神…という影響もうけており、
金星がある種の”性”を象徴するのは、

【大地=植物=繁殖=性】

…だけでなく、

彼女は、かなりのやり手で、
ギリシャ神話に登場する数多のイケメン男神を魅了し、
夫のヘパイストスを差し置いて浮気三昧。

その中でも、軍神アレスの影響が強く、
アフロディーテは時として、
戦の女神の立ち位置にもなります。

良く言うと、ハイブリット型。
悪く言うと、ただの無節操。

名誉不名誉は置いといて、
アフロディーテの持つ美は、
神々でさえ酔いしれる程。

 

…魔性の女なんですねー。要は。

 

かく言う私も、
魔性の女に騙されたこともありますが(笑)
彼女は、アフロディーテではなかったですね。

…アメリカンジョーク的に笑うところです。笑

 

…愛、色欲、欲望を司る、魔法の宝帯を持っていて、
恋を操ることが、とても得意だったそうです。
美を自覚しているためプライドも高く、それがきっかけで起きたのがトロイア戦争。

対立した女神も相当な顔ぶれで…

=====

【ゼウスの妻 最高神ヘラ】VS【アフロディーテ】
【知略の女神 アテナ】VS【アフロディーテ】

=====

芸能界で言うところの、
【 美川憲一さん 】VS【 小林幸子さん 】
が織りなす、紅白歌合戦の衣装対決レベル。

これは…すごい。

2015年の衣装対決では 1億円 使ったとかなんとか。
あれはもう風物詩みたいなものですから、
神々の争いではないんですけどね。

 

…話を戻します。笑

 

ルックス重視な面食い女神でもあって、
特にイケメンで有名な軍神アレスやアドニスは、
ものの見事に食い物にされてしまいました…。

夫のヘパイストスはブサメンだったらしく、
(元々夫と夫の母との間で起きた確執を解消するための結婚も原因ですが)
溜まるものも溜まってたんですかね。人間的に言うなら。

うーん。エロいですね。
逆に感心しちゃいます。

愛の女神と言われているのに、
どうしたことか表面(ルックス)しか見ていない女神で、
「えっ?うそでしょ?」と思いますよね。

ホント、貞操感ゼロですが(笑)
これくらい恋愛にうつつを抜かすのは、
(気持ち的には)とても大切。

それは、第3項でお伝えしますね。

 

2.愛には程遠い、裏のある優しさ

一言で言えば、
金星意識の強い優しさには、
確実に下心(裏)はあるっていうことですね。

むしろ、それが入口になっているので、
これが無くなってしまうと、
ずーーーっと、恋愛やパートナー的な人と出会うことはできません。

裏のある優しさも大切ということです。笑

 

3.世間的な結婚ラッシュ

ここからは、占星術云々というよりも、
そこに肉付けした私見が強くなっていきますが、
金星の適齢期は16~25歳。

ここを軸にお伝えしていくと、
女性の結婚解禁年齢は16歳~になっています。
(あくまでも法律的な意味で)

流石に16歳で結婚するのは稀だと思いますが、
同級生がチラホラ結婚し始める、
最初の時期は、大学卒業から約2~3年後。

 

その時の年齢は…。25歳前後。

 

偶然かどうかはわかりませんが、

・金星の適齢期(16歳~25歳)
・女性の結婚解禁年齢~第1次結婚ラッシュ

は、数字が一致するんですよね。

 

もちろん、それよりも前に結婚される方もいますし、
一概に”コレ!”とは言えません。
個人的な範疇における私見に過ぎません。

あくまでも憶測ですが、
もしかしたら、多くの人(男性も同じく)
無意識にここに則って、パートナー探しをしているのかも知れません。

 

生涯を共にできる伴侶に出逢えるのは、
人生で5本の指に入る幸せかも知れませんが、
すぐに家庭に入ってしまうことによるデメリットもあるんですよ。実は。

寿退社ってあるじゃないですか?

あれは、男性サイドから
「結婚したら家に入って欲しい」と、
お願いされている可能性もあるので、ご本人からしたら心中複雑な場合もあるかと思います。

(実際に、そういうお悩みを持つゲストもいらっしゃいました)

なのでここでは、
女性サイドに立った物書きになるため、
男性にとっては、ピンと来ないかも知れません。

 

このケースのまま会社を退職して、
そのまま家庭に入ってしまうと、
女性の中にある太陽の意識が薄くなってくる(働きが弱まる)と、出ています。

太陽とは、
「〇〇さんと言えば!」
と、代名詞になるくらい象徴的なもの。

ココに対する意識が、
偶然にも家庭の中で育まれるのであれば、
吉として出て行くでしょうけれど、

社会でバリバリ働くなかで、
太陽を磨いていくタイプの方であれば、
仕事を取り上げられることは、社会との繋がりを絶つことを意味します。

すると、
どんどん太陽は輝きを失っていき、
他の天体との関係性もどんどんギクシャクしていきます。

(2020年3月21日現在)個人セッションや講座。
活動してから3年6ヵ月間で、
約3,000時間、お仕事をさせて頂きました。

その経験のなかから引き合いに出すと、
結婚して、子育てを終えてから、

「じゃあ、自分はどう生きて行ったらいいだろう?」
「旦那さんに依存しない経済力を身に付ける必要があるのではないか?」

と、真剣に悩む方が多いです。

なので、早くに結婚された場合は、
お仕事のことは旦那さんになる人と、
きっちり話された方がいいですね。

 

4.金星への意識

金星への意識が強まると、フォーカスされるのは女性性です。

女性性と言っても、セクシュアリティーだけにフォーカスするのではなく。笑

ギリシャ神話からでも解るように、
多くの男性や神々を虜にできたのは、
類まれなる社交性があったからです。

ここでいう社交性をコミュニケーションで置き換えると、
【 相手の話を聴く能力 】を指しています。
ここと男性への紐づけはかんたんです。

女性が家庭を象徴するとしたら、
男性は社会を象徴しています。

男性は社会の中で、常に強い緊張感を持っていて、
なかなか本音や弱音を吐くことは出来ません。
そう言った部分は隠して、秘めていくようになっているんですね。

正当化するわけではありませんが、
男性がキャバクラやホステスに通うのは、
ただ女性と飲みたいだけではなく、

【 そこでしか喋れない本音 】があって、
【 主に社会の中で体験した事 】を話して、
【 聴いて貰うこと 】によって、心のバランスを取る心理もあります。

これは、家庭や恋仲の関係性を継続している者同士。

要するに、
ある一定の緊張感を共有している間柄では、
つい話すことが阻まれる…っという流れで、男性は聴いて貰うために遊びにいきます。

女性からは理解に苦しむかも知れませんが、
同じ男性目線で考えると、
そこに通う男性の気持ちは理解できるし、アフロディーテの魅力も解る気がします。

(中には、とんでもないキャストもいますけどね。(笑))

【 聴いて貰う事で安心する 】

これはキャバクラじゃなくても、
男性女性関係なく、
誰もが持ち合わせている当然の気持ちです。

この安心感は信頼感へと変わり、
「あの人じゃないとダメな気がする」と変化し、
相手に傾倒していく訳です。

そうした魅力から創り出される流れは、
社交性(聴き上手)ならではできる、
ある種、突出したものかなと思います。

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